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グリース潤滑のトラブルと対策 忘れたらアカン ものづくり

マーシーです。

ここでは、グリース潤滑に関するトラブルと対策について述べます。


グリース潤滑に関するトラブルは色々な原因が入り混じって発生します。ただ、一概にはグリースが劣化して発生するばかりではありません。
潤滑トランブルの解決には、機械的条件の確実な把握をした上で適切なグリースの選定とメンテナンスが必要です。
グリース潤滑のトラブルの内、グリースの劣化からくるものについて整理すると、表1のようになります。

グリース劣化の原因


表1より、グリーストラブルの原因をつかめば、対策も明らかになります。
もし、油種の変更を行う場合は、他種グリースとの混和が考えられますので、注意が必要です。表2に一般的な混合の可否を示します。

異種グリース混合の影響






引用元:メインテナンス(雑誌)1981.10 他
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色々な物質の大きさ  忘れたらアカン ものづくり

マーシーです。

ここでは、いろいろな物質の大きさを見てみましょう。


物質の大きさ



引用元: Parker Hnnifin Corporation 汚染基準についての資料 2011

工業製品に使用される液体の清浄度の表し方 忘れたらアカン ものづくり

工業製品に使用される液体の清浄度の表し方

■はじめに
本項は、工業製品に使用される液体(潤滑油、油圧作動油、燃料油等)の清浄度合を数値的にあらわし、評価する規格について示します。


■汚染の基礎
液体の清浄度として、本項では固体の汚染物質について考えます。
液体中に含まれる固体汚染物質は、大きさや形状、材質、含有量等、様々なものが有ります。どのような汚染物質が有害かは、その液体を使用している機器の主に隙間の大きさによりますが、例えば、油圧システムでは、機器に最も悪い影響を与える汚染物質のサイズは、6~14μmといわれています。これば、人の裸眼では確認できない大きさです。

この他、清浄度合を評価するもののして、水分含有率などが有ります。

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油圧システムにおける作動油管理の重要性  忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。
今日は、油圧システムにおける作動油管理の重要性について、少し記します。


油圧システムにおける作動油管理の重要性


油圧システムは、比較は難しいですが、他のシステム要素と比較してコンパクト、高出力が特徴です。
それを保証するのが、エネルギーの伝達媒体である作動油です。作動油にはその使用環境により色々な種類がありますが、コスト、性能的に最もバランスが取れたものが、鉱物油に、耐摩耗性、消泡性などの性能を改善する目的で添加剤を加えたものになります。

■油圧システムの構成
  油圧システムは、各種の油圧機器(ポンプ、シリンダ、モータなど)とそれらを接続する配管類、および、エネルギーを伝達する役割を行う作動油から構成されています。人間(これもシステムです)の体とのアナロジーで見ると、油圧機器は臓器や筋肉、配管類は血管、作動油は血管に例えることができます。
我々が病気をすると、血液検査をされることが多いです。これは血液には体の状態を示す色々な情報が含まれており、がんなどの重大な病気もわかることが多いからです。
これと同じことは、油圧システムでも実施されています。定期的なメンテナンスやサービス員による都度の現場対応により、油圧システムの維持・管理が行われています。

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グリースの製造方法  忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、グリースの製造方法について昔読んだ本に書いてあった
内容を記憶に基づいて、少し記します。

■グリースの製造方法

一般には、グリースの製造方法は、けん化法と混合法とに分類され
ます。何れもベースオイル(基油)に増ちょう剤を分散させるものです。

では、製造工程を箇条書きで示します。

1.けん化工程
  (1)けん化法:ベースオイル中で、脂肪酸もしくは脂肪と金属塩類
     を常圧または加圧しながら加熱して検査させます。
  (2)混合法:あらかじめ造っておいた各種の金属石鹸、または他の
     増ちょう剤をベースオイル中に分散させます。

2.冷却工程
   石けんの繊維を、性能的に満足する構成にするために、放冷
   または急冷します。
   一般に、放冷すると石けん繊維は長くなり、急冷すると短くなります。

3.混合工程
   各種の添加剤やオイルを加えたり、染料により着色したりします。

4.ミーリング工程
   コロイドミルやロールミル、ホモジナイザー等を用いてミーリングを
   行って、石けん繊維を均一に分散させグリースを滑らかな状態に
   します。

5.仕上げ工程
   ろ過して夾雑物を除去して、脱泡を行ってグリース内の気泡を除去します。

6.充填工程
   グリースを製品缶に充填したり、製品タンクに移送します。





フィルターのβx(c)値について

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、フィルターのβx(c)値について、少し記します。

油圧フィルターの性能を表す指標として、昔はノミナル○○ミクロンと
いう表現を使いましたが、

現在は、ISO16889の適用により、ろ過比率βx(c)によってフィルター
の性能は表わされます。


■マルチパルステスト法
  試験回路を図1に示します。この回路は簡単な油圧回路を構成して
います。試験するフィルターを試験回路に取付けて、次に一定量のダスト
を連続的に油タンクに投入して、試験回路内を循環させます。

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鉱油系潤滑油の性質と用途  忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、鉱油系潤滑油の性質と用途について、少し記します。


■鉱油系潤滑油の性質と用途

・スピンドル油(8~22cSt at 40℃)
  特徴:潤滑油の中で最も低粘度で、沸点が最も低く樹脂化しない
  用途:高速・軽荷重向き。工作機械の高速部分
・マシン油(46~68cSt at 40℃)
  特徴:一般機械の潤滑油として最も広く用いられる。
  用途:一般産業機械の軸受。低速軽荷重滑り軸受
・ギヤー油(22~1500cSt at 40℃)
  特徴:極圧添加剤を含み、粘度は中~高。油膜構成力大。
  用途:歯車装置用。一般高荷重用
・タービン油(32~100cSt at 40℃)
  特徴:純鉱物油の優秀な油。耐久性良。乳化しない。酸化変質し難い
  用途:舶用タービン、減速機、ポンプ、油圧機器
・モービル油/モータ油(15~220cSt at 40℃)
  特徴:高温になっても、粘度が大きく低下しない。引火点高い。
     弁にたまる炭化物少ない
  用途:小型内燃機関の内部の潤滑
・冷凍機油(15~46cSt at 40℃)
  特徴:凝固点低い。粘度が低い、水・アンモニアに混ぜても乳化しない。
  用途:アンモニア冷凍機、製氷機などの内部潤滑





テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

グリースの組成   忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日はグリースの組成について少し、記します。



グリースの組成は
 1)液体潤滑剤
 2)増ちょう剤
 3)添加剤
に大きく分類されます。

1.液体潤滑剤
  一般には、基油(Base oil)と呼ばれます。グリース中の成分の80~90%を
 占めています。もっともよく使用されるのは、石油系潤滑油(鉱物油)です。

  使用する目的に応じて、スピンドル油(VG8~22)、タービン油(VG32~80)
 からシリンダ油(VG460~1200)程度までの幅広い粘度のものが使用目的に応
 じて用いられます。また特殊な用途には、合成潤滑油(エステル油,シリコン
 油等)が用いられる事もあります。

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ジャンル : ビジネス

グリースのチャンネル性とチャーニング性    忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日はちょっとコアな話ですが、グリースのチャンネル性とチャーニング性について少し、記します。



グリースのチャンネル性とチャーニング性

 転がり軸受内部にグリースを充てんしたあと回転させると、グリースが流動して、
早い段階でグリースが移動します。
その結果転動体が走行する部分に少量のグリースを残して、他の大部分のグリースは
流動しないで保持器上に残留するか、または側方のシール部に押し出されます。
この側方のグリースは軸受が回転によっても移動せず、潤滑剤としての機能から、
シールとしての機能に、その役割りを変化させることになります。
 このように、グリースが転動体部分から排除されて、トンネルを作る現象を
チャンネリングと呼び、この性質を持つグリースをチャンネル性グリースといいます。


 一方、グリースの流動性がよく、保持器と転動体との間でひんぱんに交換されて、
転動体が走行する走行部に多くのグリースが存在する状態が続くものを、チャーニ
ング性グリースと呼びます。

channel_charning.png

 グリースを過度に封入した場合は,押し出されたグリースの行き場がなくなって,
チャンネル性グリースであってもチャーニングと同じ現象を起こします。

 チャーニング性グリースの場合,潤滑に関与する量が多いので好ましいように
思えますが,ずり速度の小さい部分に存在するグリースの量も多くなり、見かけの
粘度も高く,回転に対して大きな抵抗となって、過大なトルクを発生したり、
温度上昇が高くなる場合があります。このことはグリースの劣化を早めることに
つながります。
 ただし,回転速度の小さいときには、チャーニング性グリースでもトルクの変動
は少なく安定して回転することができます。
グリース抵抗の時間依存性


 チャンネリングを起こすと,かくはんなど転がりに対する抵抗が小さく,
トルクや温度上昇が小さくなり,油に比べても優れた性能を示します。
これは省エネルギーにもなって、グリースの使用が有利になる領域です。
しかし、チャーニングとチャンネリングは、グリースの種類により明確に分類
されるものではなく、一つのグリースでも回転条件によって両方の現象を示すものです。


 ただ、相対的にチャンネリングしやすいか否かで性質を分けられています。
概略としては、増ちょう剤(石けん基)分子の長いナトリウム、リチウム系グリースは
チャンネル性と言われています。

増ちょう剤分子長さ

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ジャンル : ビジネス

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