スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グリースのチャンネル性とチャーニング性    忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日はちょっとコアな話ですが、グリースのチャンネル性とチャーニング性について少し、記します。



グリースのチャンネル性とチャーニング性

 転がり軸受内部にグリースを充てんしたあと回転させると、グリースが流動して、
早い段階でグリースが移動します。
その結果転動体が走行する部分に少量のグリースを残して、他の大部分のグリースは
流動しないで保持器上に残留するか、または側方のシール部に押し出されます。
この側方のグリースは軸受が回転によっても移動せず、潤滑剤としての機能から、
シールとしての機能に、その役割りを変化させることになります。
 このように、グリースが転動体部分から排除されて、トンネルを作る現象を
チャンネリングと呼び、この性質を持つグリースをチャンネル性グリースといいます。


 一方、グリースの流動性がよく、保持器と転動体との間でひんぱんに交換されて、
転動体が走行する走行部に多くのグリースが存在する状態が続くものを、チャーニ
ング性グリースと呼びます。

channel_charning.png

 グリースを過度に封入した場合は,押し出されたグリースの行き場がなくなって,
チャンネル性グリースであってもチャーニングと同じ現象を起こします。

 チャーニング性グリースの場合,潤滑に関与する量が多いので好ましいように
思えますが,ずり速度の小さい部分に存在するグリースの量も多くなり、見かけの
粘度も高く,回転に対して大きな抵抗となって、過大なトルクを発生したり、
温度上昇が高くなる場合があります。このことはグリースの劣化を早めることに
つながります。
 ただし,回転速度の小さいときには、チャーニング性グリースでもトルクの変動
は少なく安定して回転することができます。
グリース抵抗の時間依存性


 チャンネリングを起こすと,かくはんなど転がりに対する抵抗が小さく,
トルクや温度上昇が小さくなり,油に比べても優れた性能を示します。
これは省エネルギーにもなって、グリースの使用が有利になる領域です。
しかし、チャーニングとチャンネリングは、グリースの種類により明確に分類
されるものではなく、一つのグリースでも回転条件によって両方の現象を示すものです。


 ただ、相対的にチャンネリングしやすいか否かで性質を分けられています。
概略としては、増ちょう剤(石けん基)分子の長いナトリウム、リチウム系グリースは
チャンネル性と言われています。

増ちょう剤分子長さ

スポンサーサイト

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

Google Adsense
ものづくり検索
カスタム検索
カテゴリ
プロフィール

yes.marsy

Author:yes.marsy
Powerd by 似顔絵イラストメーカー

最新記事
最新トラックバック
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。