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グリース潤滑の特徴 忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、グリース潤滑の特徴について昔調べた内容を、記します。


グリース潤滑の特徴

 潤滑剤の選定の際、それぞれの潤滑剤の長所、短所を理解して使用
する必要があります。ここでは、グリース潤滑の長所・短所を示します。

1.滴下や、飛散が少ない。
 油潤滑の場合のように滴下したり、飛散しないので、製品や機械を
汚損することがありません。
 一方、固体潤滑剤はほとんどが粉末なので取扱いがむずかしくなります。
 
2.給油機構が簡単になる。
 油潤滑を行うと油だめ等のスペースが必要になり、液体であるので密封
を完全にすることが必須条件となります。一方、グリースはそれ自体に
密封性があり、軸受箱のシールも簡単にできる。
 
3.潤滑油よりも給油回数、手間が少ない。
 油潤滑では、一日一回は給油しなければならない場所でも、 グリース
場合は半年も給油しなくてよい場合があります。
シールドベアリングと組合せで、機械の寿命まで無給油のものもあります。
 
4.異物の混入を防ぐシール効果がある。
 液体潤滑ではゴミが入った場合、撹拌されて潤滑面に異物が運ばれて、
転送面を傷付け、ひいてはベアリングの破損につながる事がありますが、
グリースは半固体なので、ベアリング表面を覆っており、ゴミはグリース
側に付着して動きません。これをグリースのシール効果といいます。

5.多少の水が混入していても使用できる。
 少量の水が潤滑箱に侵入してきても、その潤滑性を落すことなく潤滑
可能な場合が多いです(一部のグリースは水に弱い)。特に製鉄所等で
用いられるグリースは、この性質が重要です。
しかし一般に、グリースは水が混入すると軟化する傾向があり、できる
限りシールを完全にして、潤滑箱内に水が入らない様にするのが望ましい
です
 また、液体潤滑の場合は、水の混入を絶対に避ける必要があります。
 
6.使用可能な温度範囲が広い。
 油に比較して使用温度範囲を大きく取る事ができるので適用可能な範囲
が広くなります。ただし、グリースの増ちょう剤の種類により、適用可能
な温度範囲が異なります。
 
7.長期保管が可能である。
 長時間休止している機械や潤滑部でも油膜を保持して、錆や腐食から
保護する効果があります。
 
8.低速回転、高荷重、衝撃荷重、の条件の摺動部でも
  良好な潤滑性を示す。
 油潤滑では液切れを起こすような低速回転でも、摺動部に油膜が保持され、
潤滑が可能です。
 
9.給油、グリース交換、洗浄などの取扱いがやや煩雑である。
 グリースの給油(給脂といいます)はグリースガン、グリースカップ、
手差し等ですが、いずれも潤滑油の給油と比較して煩雑です。
 特に手ざしの場合はあふれたグリースの清掃等に手間がかかります。
 
10.水やゴミ等の異物が混入した場合、除去が困難である。
 グリースは、潤滑油と違って濾過できないので、 異物が混入したものは
使用できません。
 
11.冷却効果が少なく、撹拌抵抗による発熱も大きい。
 潤滑油の場合は流動性がよいので、 潤滑部で発生した熱を持ちさる効果
がありますが、グリースの場合は、流動性に劣り、熱を摺動部から除去する
効果が小さくなります。
 またグリースは半固体であるので潤滑部内で撹拌され、内部抵抗により
発熱する場合があります。グリース潤滑の場合は、軸受箱内のグリース量が、
軸受の寿命に及ぼす影響が大きくなります。
 
12.超高速回転には使用できない。
 転がり軸受のカタログを見ていただければわかりますが、油潤滑のほうが、
グリース潤滑と比較して、許容回転数が高くなります。



グリース寿命回転数






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テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

tag : グリース ベアリング 潤滑 転がり軸受 基油

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