スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アルミニウム合金の読み方: 忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。


今日は、アルミニウム合金の読み方(JIS)について考えましょう。


   A7075     -T6

最初のAは、アルミニウムAluminium)頭文字を示します。


次の4桁は、合金分類を示す。1桁目の数字で合金系列を示し、1000系から、7000系まであります。

*********

   1000系は純アルミニウム

純度が99.00%以上のものをいい、電気や熱の伝導性に優れています。

     電線、照明用の反射鏡、各種アンテナ等に用いられます。


   2000系はCu(銅)、Mg(マグネシウム)を加えたもの

      Cuを主要元素とするもので、鋼に匹敵する強度があります。但し耐食性

     は劣ります。ジュラルミンや超ジュラルミンとも呼ばれます。航空機部品、
 
     機械部品、光学部品、磁気ヘッド、リベットなどに用いられます。


   3000系はMn(マンガン)を加えたもの

      Mnを主要元素とするもので、深絞りなどの成形加工に優れています。

     飲料缶、建築用材、車両用材などに用いられます。


   4000系はSi(けい素)を加えたもの

      Siを主要元素とするもので、熱膨張率が小さく、耐熱性、耐磨耗性に

     優れています。エンジンのピストンや、VTR用ヘッドなどに用いられます。


   5000系はMgを加えたもの

      Mgを主要元素とするもので、引張り強さや、耐食性、加工性、溶接性に

     優れています。構造用材料として、建築用材、車両用材、船舶、圧力容器

     などに用いられます。


   6000系はMg、Siを加えたもの

      Mg-Siを主要元素とするもので、強度と耐食性を兼ね備えた材料です。溶接

     性は良くありません。建築用サッシや家具、自転車用部品などに用いられます。
      

   7000系はMg、Zn(亜鉛)を加えたもの

      アルミニウム合金中、最大の強度があり、超々ジュラルミンとも呼ばれています。

     ゼロ戦に使われたことで有名です。現在は、飛行機関係、大型構造物、橋梁、

     ゴルフシャフト、スキーストックなどに用いられます。



*********
ハイフンの次の記号は、熱処理の種類を示す。主な熱処理記号を示します。

*********

    0   ・・・焼きなましにより最も軟らかい状態にしたもの

    H2#  ・・・加工硬化後、軟化熱処理したもの

    H3#  ・・・冷間加工後、安定化処理したもの

    T4  ・・・溶体化処理後、自然時効させたもの

    T5  ・・・高温加工から急冷後、人工時効硬化処理したもの

    T6  ・・・溶体化処理後、人工時効硬化処理したもの


**********

などがあります。

 アルミニウム材料にはこの他に、「AC」の後に1桁の数字を付けて分類される鋳型

に溶融アルミニウムを流し込む鋳造用アルミニウム、「ADC」の後に数字を付けて分類

されるダイカスト用アルミニウムとがあります。






関連記事

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

Google Adsense
ものづくり検索
カスタム検索
カテゴリ
プロフィール

yes.marsy

Author:yes.marsy
Powerd by 似顔絵イラストメーカー

最新記事
最新トラックバック
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。