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S-C材の主な用途と機械的性質 ・・・ 忘れたらアカン、ものづくり

忘れたらアカン、ものづくりのマーシーです。

今日、鉄鋼材料のうち、強度の必要な個所にもっとも良く使われるS-C材についてみてみましょう。


■S-C材はSS材に比較して品質がよく、少し高価ですが、合金鋼に比べると安価なので、熱処理を

して機械的性質を向上させて、主要な機械部品材料として使用されます。

JISで決められている機械的性質は25mm径のときの数値ですので炭素鋼のようにマスエフェクトの

大きい鋼はその大きさにより調室後の機械的性質がJISの数値より劣った値になるので使用時は

十分注意する必要があります。


■S10C~S25Cの用途

C量が0.3%以上ないと調質の効果はありません。通常は焼ならしのまま使用します。比較的強度の

少ないナット、ピン、小物軸など、および一般鍛造品の材料として使用される場合が多いです。

焼きなましでは軟らかすぎて被削性が悪くむしれを生じるので、焼ならしで使用します。

また溶接性は良いので高圧用の配管継ぎ手など溶接部品としての用途は広くあります。


■S30C~S40C

調質によって機械的性質が向上できます。小物部品はすべて調質して広く使用します。大物部品は

マスエフェクトが大きいので表面付近の硬化だけで満足される用途以外には使用出来ません。


高い強度は必要としないが、低炭素鋼では強度が不足する場合にはS40Cを焼ならし状態で使用し

ます。
ボルト、ナット、軸、連結棒、各種アーム材として、使用条件に応じて、調質または焼ならしでよく使用

されます。


■S45C~S55C

調質により、強さが向上します。アクスルシャフト、キー、ノックピンなど強さが要求される部品に用い

られます。S45Cは高周波、火炎焼入れに適した材料です。歯車および軸類のスプライン部の疲労

限度の向上、摺動部分の対磨耗対策として表面効果処理を行います。


S-C_mass efect
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テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

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w837quw72i9183h7e3@hotmail.com

 それにしても日立金属製の高性能冷間工具鋼SLD-MAGIC(S-MAGIC)の自己潤滑性の評価が高い。塑性加工金型のカジリを防ぐメカニズムが最近わかったようで、摩擦面に自動的にナノベアリング状の結晶が生成されるとのこと。耐カジリ性の指標であるPV値も通常の鉄鋼材料の6倍と世界最高水準と報告されている。
 これはどういうことかというと、例えば自動車のエンジンや動力伝達系部品のしゅう動面積を1/6にすることを意味し、大幅な軽量化による低燃費化が期待できることを意味している。トライボロジー技術にはまだまだ発展する未知が多いように思われる。
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