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オイルシールについて  忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、機械では大事な密閉要素として、一番使われるオイルシールのことを少し説明します。


■ゴムの材質

一般にオイルシール用ゴム材料としては、

ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムなどがあります。

どの種類のゴムを選択するかは、シール対象物の種類と周速で決められます。

周速が大きいと、摩擦熱の発生が大きくなる一方、ゴムは熱伝導性が悪く蓄熱しやすいので、

主な注意点を示します。

 (1) オイルシール用のゴム材料は基本的に鉱物油に対する耐油性は良好です。

 (2) シリコンゴムはギアオイルに含まれる極圧添加剤が分解してできる酸により侵されるので、

     ギア油中での使用は避けて下さい。

 (3) ニトリルゴムは、耐油性は優れるが、使用中に次第に硬化が進んで老化します。

     その理由は、熱によるゴム分子の重合が進行すると同時に、油中の硫黄分により

     化学変化を起こすためです。従って、ニトリルゴムの耐熱限界は低くなります。


■ ゴムの硬さ

ゴムの硬度は、シールの追随性を考えて、Hs=70~80です。

シリコンゴムは耐熱性に優れているので、他のゴムと違って高温油中で硬化する事はありませんが

分子密度が粗いので油の分子が浸入して膨潤軟化しやすくなります。軽質油では特にこの傾向が

強くなります。

 (1) 硬さがHs70以下に低下したシリコンゴムのオイルシールは、早期油漏れを起こします。
 
     ゴムの硬度が低いと回転の速い軸の、偏心運動に対して追随できなくなり油漏れが起き

     ます。

 (2) ゴムの硬さが逆に硬い場合は、一般に軸を締付ける力が強くなって、軸あるいはシール

     リップの磨耗を早めます。




■ 締め代、緊迫力

これらの要因は、オイルシールの耐久性に影響します。

これらが小さすぎる場合は、シールリップや軸のわずかな磨耗でも漏れやすくなります。

逆に、大きすぎる場合は、摺動熱による温度上昇が大きくゴムの老化を早めたり、軸やシール

リップの磨耗を促進して耐久度を低下させます。

偏心が大きくなるにつれて、締め代や緊迫力を増加させる必要があります。


■ オフセット量

リップの先端がスプリング中心の位置より、密閉流体側になる量を、オフセット量といいます。

これが大きくなると漏れやすくなります。 また、オフセット量がマイナスになる場合はわずかな

量でも漏れやすくなります。

シールリップの脚長及び厚さは、大きいと漏れやすくなります。



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テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

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