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金属を海中で使用するときに考えておくべきこと 忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、金属を海中で使用するときにどういう点を注意する必要があるかについて、少し説明します。

昔、海水ポンプの設計をする際に色々調べましたが、その抜粋を。



■ 鋳鉄

  通常、鋳鉄を海水中で使用する場合は、塗装で防食して使用します。 

塗装としてはタールエポキシをよく使用します。ただ、塗装皮膜が無くなると、黒鉛化腐食が起こり

ます。これは、腐食によって鉄が溶け出すと黒鉛だけが残りますが、この黒鉛の影響で、鋳鉄は

軟鋼より腐食度が若干大きくなります。


  球状化黒鉛の海水にたいする耐性は軟鋼に近く、耐孔食性、耐黒鉛化腐食は鋳鉄より改善

されていますが、腐食します。


  高ニッケルニレジスト鋳鉄は、黒鉛化腐食を起こしません。したがって鋳造性が著しく悪いです
が、よく使用されます。


■ ステンレス鋼の場合

  海水中で使用する場合、18Cr-8Niステンレス鋼が使用されます。この金属は、全面腐食はあり

ませんが孔食(表面の一部に不純物が付着、堆積して、これらと金属との間の電位差によって局部

的な腐食が進行して凹む事。)があります。


  最近は、合金成分を増やした、Cr;25%、Ni;5%、Mo;1.5%系の低炭素ステンレス鋼が使用

されるようになっています。 



■ 銅合金

  黄銅、青銅が、耐海水性があるとして実用に供されています。 ただ、合金中の亜鉛が海水中に

溶出して多孔質となり強度が低下します。

  その改善策として、亜鉛量を少なくした、アルミ青銅、鉛青銅がよく使用されますが汚染された

海水中では孔食を発生する場合があります。

  Ni含有量が10~30%のニッケル合金で、Feを少量含むキュプロニッケルは、局部腐食に強い

合金です。

銅合金は流速が早く溶存酸素を含む海水にたいしては腐食が進行するので使用できません。
 





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