スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

溶接継手のぜい性破壊  忘れたらアカン ものづくり

忘れたらアカン、ものづくり のブログを書いている、マーシーです。

今日は、溶接継手のぜい性破壊について書きます。


■鋼材のぜい性破壊

 延性に富むと思われる軟鋼や低合金鋼がある条件下でガラスや陶器

のようにもろく破断することがあります。特に大型の溶接構造物に発生

し易いです。有名なのは、第二次世界大戦中にアメリカで戦時標準船

(全溶接船:約4700隻が建造された)の約1/5にぜい性破壊事故が発生

し、その内19隻は船体が真っ二つにもろく破断しています。

典型的な例では設計応力である降伏点以下の応力のもとで、比較的低温

下で何の前兆もなく岸壁で瞬時に破断しました。

 鋼材のぜい性破壊は、船舶、橋梁、貯油槽、球形タンク、圧力容器、

パワーショベル、パイプラインなど各種の大型溶接構造物に多数発生

したため、その原因と防止対策の調査研究が各国で大規模に行われました。

優れた鋼材の開発と設計上の工夫で、ほぼ対策が確立されました。


■亀裂の進展

 軟鋼などの通常の構造用綱のぜい性破壊の亀裂は、早い場合は秒速

2000mに達し、破面はシェブロン模様を示します。板の表面に直角(荷重

に垂直)で、板厚の減少はほとんど無く、銀白色のキラキラした光沢が

あります。


■ぜい性破壊の発生条件

 ぜい性破壊の発生は、以下の3条件を同時に満足した時に起こります。

(1)切欠き(応力集中部)が存在すること

(2)引張応力が発生していること

(3)低温環境による切欠きじん性の不足


 実際にぜい性破壊の起点となった切欠きは、溶接欠陥時に割れ、溶込み

不良、鋭いアンダカット、オーバラップなどの溶接欠陥、もしくはそこから

発生・成長した鋭い疲労き裂であることが多いです。








関連記事

テーマ : ものづくり
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

Google Adsense
ものづくり検索
カスタム検索
カテゴリ
プロフィール

yes.marsy

Author:yes.marsy
Powerd by 似顔絵イラストメーカー

最新記事
最新トラックバック
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。